家族、異性、上司、商談相手…。誰もが、誰かを口説くことで相手を自分の思惑へ近づけようとしている。泣くだけ、笑うだけで相手が何かをしてくれる赤ん坊の時期を過ぎれば、子供でさえ、親を口説いてお小遣いをもらい、友達を口説いてゲームを貸してもらうのである。
そして“口説き”の上手い人間が、多くの場面で得をする。良く喋るから口説き上手とは限らないし、IQが高いから口説けるわけでもない。ただ、すべての人が使える口説きのテクニックが一つだけある。それが、飲食を共にしながら口説くということ。
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相手を頷かせる心理学。
口説きたい相手は、映画よりも会議室よりも、まず食事に誘おう。実はこれ、心理学的な見解でもある。食べながらの口説きがなぜ成功率が高いのか、主に2つの理由が挙げられている。一つめは、飲食をしていると緊張感が弱まるから、素直に話が聞けるという理由。
二つめは、食べ物が口に入っていると発言しづらく、必然的に異論を唱える機会が減るから。マイナス意見は更なる否定を助長する。だから、相手の口を食べ物で塞いでしまうという、冷静に考えればちょっと強引なやり方が役に立つ。
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