下戸遺伝子(正しくはALDH2遺伝子のDD型またはND型)によって、酒が飲める・飲めないが決まるという話は有名。しかも、白人・黒人にはその遺伝子がほとんどなく、下戸遺伝子をもっているのは日本人・中国人・韓国人など一部のモンゴロイド人種だけと言われている。さらに日本国内での調査によると、北海道・東北・九州・沖縄が酒に強い遺伝子(正しくはALDH2遺伝子のNN型)の割合が強く、反対に東海から近畿にかけては、最も酒に弱いDD型遺伝子が多く見られる。
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上戸の多い地域は酒どころ。
なるほど銘酒で知られる地域には酒豪(上戸)が多い。どぶろく文化の影響かもちろん例外もあるが、酒蔵の数からしても、東北各地の日本酒、沖縄の泡盛、九州の焼酎は言わずと知れた酒どころ。上戸たちは、好きだからこそ研究し、それぞれの酒を磨き上げていったのだ。
さてその反対、下戸はというと何も常に肩身の狭い思いをしてきたわけではない。『徒然草』の吉田兼好は酒飲みを忌み嫌い、戦国武将の織田信長は酒を飲まない甘党だったことが知られている。
今どき、人に無理矢理酒を勧めるのはナンセンス。例え一滴でも、コップ一杯でも、はたまた瓶1本でも、十分に酒を楽しむことはできるのだから。
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